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【ハイキュー原作沿い逆ハー】空飛ぶカラス

第4章 インターハイ、秘密の応援策




そう言って更に近づかれ、月島の大きな影にすっぽり覆われた。


(あ…れ、これって)


途端、美月の頭にフラッシュバックされるのは幼き頃のトラウマ。
大きな犬に視界を覆われたあの光景だ。
美月の肩は小さく震え始めた。

その震えに気付き、月島の表情が固まる。


「…から、…ない…」

「え…?」

「…っ男の人は苦手なんだから!好きな人なんているわけないじゃんっ」


震える体を抱きしめるようにした美月は、
驚き離れた月島の脇を抜け教室を出た。


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