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【ハイキュー原作沿い逆ハー】空飛ぶカラス
第3章 カラスとネコと
盾として掴んでいた研磨がくるりと翻ったことで
引っ張られるようにその場から引き離された。
「け、研磨?」
「なんか長くなりそうだし…今のうちに逃げた方がいいよ。
準備も始めなきゃいけないしさ」
「あ…、そうだね…」
振り返ればまだ二人は握手を交わしている。
ただでさえドキドキの試合。
美月は大きく深呼吸して会場入りを果たすのだった。
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