第28章 女の子の日 第2弾 岩泉の場合
岩泉の場合
「…おい、春風」
『はい、どうしました?』
「お前、今日は帰れ」
『…え、私なにかしましたか』
「ち、違ぇ!そ、その…アレじゃねぇのか?」
『あれ?』
「だから!…女子しかならねぇ…アレだよ」
『は、え…な、なんで岩泉さんが知ってるんですか!?』
「いや、その…お前が教室で友達と話してるの聞いちまって…その…具合が悪ぃとか…」
『…岩泉さん』
「?」
『岩泉さんって、本当に男前で好きになっちゃいそうです』
『なッ!?』
(おい!そんなの及川とかに言うんじゃねぇぞ!)(言いませんよ。岩泉さんだけです)((やべぇ…マジで抱き締めてぇ))