第27章 女の子の日 第2弾 黒尾の場合
黒尾の場合
「なぁ、かなた」
『なに。そんなに近寄んないでくれない?』
「お前…相変わらず俺の扱いひでぇな…」
『それで、なに?』
「俺の気のせいかもしれねぇんだけど…もしかして、女の子の日か?」
『!!』
「あぁ、やっぱそうか」
『な、なんでわかったの』
「んあ?…血のにおいが微妙にしたような気がしたから」
『………変態』
「男は皆、変態だって言ってんだろ。でも残念ながら、かなたのしかわかんねぇんだよな」
『…ばか』
(おやおや~?かなたチャン、もしかして照れてる?)(本当!バレー以外は最低だよね!)(ってことは、バレーしてる時はカッコいいんだ(ニヤリ))(調子に乗んな)