Fall in love with you【R18】
第6章 ●six
コクリと音が鳴って喉が上下すると体内に入り込んでいくアルコール。
そのままキスをしてるいると息が上がってきた。
「うか、いさ…も、ほし…」
焦らしたせいか瞳が僅かに潤んでいて、俺の中で何もかもが限界だった。
ゴムをつけて蜜の溢れ出す花芯に押し当てると、ヌルッと滑って陰核を掠めた。
短くあがる嬌声に気を良くして、余韻の残るうちにしっかりと入口にあてがい、ナカへ自身を押し進めた。
「う、や、あッ…」
「力抜けッ…!」
まだまだ慣れないソコはきつく俺を締め付けて絶頂へと誘う。
手を伸ばして藍原の頬を指先で撫でると、ふわり、花が綻ぶような笑みを浮かべた。
ドクンと心臓が大きく跳ねて欲望が膨らむ。
「うか、いさんッ、おっき…」
苦しそうな声にすら理性は掻き乱されて、結局『気持ちよくなりたい』という本能の方が勝った。
「激しくすんぞ。」
せめてもの思いでそう予告すると、入口の方まで引き抜いて一気に奥まで突き上げた。
「んっ、く、あぁ…」
もっと、もっと喰いたい。
藍原の細い指がシーツをきつく握るのを見ながら何度も突き上げた。