Fall in love with you【R18】
第4章 ●four
擽ったいのとは違う、変な感覚。
「お前そんな声出んだな…もっと聞かせろよ」
気を良くした烏養さんはまた同じように首筋に舌を這わせ、正常な思考を奪う。
「や、烏養さっ…それだめ、」
「お前な、そんなんじゃ最後まで保たねぇぞ」
これ以上って想像がつかない。
今でさえおかしくなりそうなのに。
服の裾から烏養さんの手が侵入して直接肌に手が触れる。
「んあっ、」
「腹触っただけで感じてんのか?全身性感帯みてー…」
新しいオモチャを見つけたみたいに笑うと脇や背中、肩や腰まで、上半身のありとあらゆる所を指先で撫でた。
私が反応する度に嬉しそうに笑ってその場所にシルシを残す。
明日体育あるんだけどなーなんて思いつつ、烏養さんのモノって証拠みたいで何だか嬉しくて。
脱がされたシャツは邪魔だと言われベッドの下に落とされた。
上に纏うのは下着1枚のみ。
「下着取るぞ。背中浮かせろ。」
パチン、とビックリするほど早く外されたホック。
やっぱり手慣れてる…
そりゃそうだよね…。
ツキンと胸の奥が痛んだ。