Fall in love with you【R18】
第4章 ●four
「なに他の事考えてんだよ…」
「ッんやぁ!」
不機嫌そうな低い声の後に突然身体に走った電流みたいな痺れ。
驚いて刺激を感じたところを見ると、ピンと勃った胸の飾りを指で摘んでいた。
「俺に集中しろ」
長い前髪の隙から見える鋭い目。
獲物を狙う獣の目に、視線も心も奪われて烏養さんしか目に入らない。
左手は私を落ち着かせる為にそのまま頭に置かれ、右手は飾りを摘んで捏ねて弾いて
たて続けに刺激を送り続ける。
「ん、あっ、やぁ…」
口から漏れるのは自分のものとは思えないほど甘く濡れた喘ぎ声。
自分の声を聞くのが恥ずかしくて、我慢しようと唇を噛んだらそれを割って侵入してくるゴツい指。
「声我慢してんじゃねぇよ。聞かせろ」
「ん、ふっ…ぁ、」
開かされた口から漏れる嬌声。
思考も身体もドロドロに溶けてしまいそう。