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Fall in love with you【R18】

第3章 third












試合をした後ということもあってみんなアルコールが回るのが早いらしい。


既に潰れかけたのが2人。


「そういやさー知ってるか?」


潰れかけた二人のうち一人が顔を上げ訊ねかける。


「烏養の元カノ、こっち戻ってきてるらしーぜ」


刹那、このテーブルに戦慄がはしった。


「あれっ?おれなんかヘンなこといった?」


「いや、別に…」


厨房に目を向けるとあいつは料理をしていてさっきの会話には気づいていないようだった。


「より戻すのかー?」


「アイツ男いんだろ。」


「うんにゃー?確かひとりだった!」


ぐらり、と揺れる俺の心。



アイツが?ひとりでこっちに?




でも俺には藍原が…






どうすりゃいいんだ…






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