Fall in love with you【R18】
第2章 second
ー嶋田ー
「あちゃー…烏養さん寝ちゃいましたね…。」
呆れた様に笑いながら薄めの毛布を烏養に掛ける優稀ちゃん。
「お2人はもう少し呑まれますか?」
「そうだね。こいつ送ってかなきゃいけないし、その労力考えたらもう少し呑んだって怒られやしないっしょ」
「ふふっ、そうですね。」
お酒お持ちしますね、と厨房に入っていく彼女の後ろ姿を見つめながら滝ノ上に話しかける。
「…なんか雰囲気とか似てんな。」
「あぁ。それも拒む理由の一つなんだろうな。」
繋心の元カノに、彼女は似ている。
笑った時の感じとか、ちょっと自由な感じとか
繋心にベタ惚れなとことか。