• テキストサイズ

Fall in love with you【R18】

第8章 ●eight












何とかしてこの昂りを治めなければ…


こうゆう時は何考えればいいんだ?

萎えること…萎えること…

素数?いや17までしか分かんねぇ。円周率?3.14の後とか分かるわけがねぇ。公式?何も覚えてねぇよ!母ちゃんの裸…?いや無理だ吐く。


柔らかい身体を抱き締めながら黙々と萎えることを考える。


「烏養さん、我慢しなくていいですよ。…しましょ?」


俺の努力を一瞬にして打ち砕く強烈な一言。


「だめ、ですか?」


濡れた瞳と火照った頬がヤリたい気持ちに拍車をかける。


「だめじゃねぇ…」


欲で掠れた声はちゃんと藍原の耳に届いたようで、抱き上げた藍原の表情は嬉しそうだった。


求められるのって、すげー嬉しい…


「大事に抱くからな。」


ちょっとでもその気持ちが伝わるように、細く白い喉に口づける。


「すきです、烏養さん…」


この透き通った声の告白にはまだ敵いそうにねぇな。





/ 191ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp