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第7章 EMERGENCY


知らない町は先程いたエピドートの町とは違い、
とっても静かで緑の多く綺麗な建物の多い綺麗な町だった。

時間も夜ではなく、朝のような柔らかな日差しの指す時間帯だった。


「あの、ここは…?」

「フローライト。プリースト達の町だ。」
そう行ってカラスさんは私を降ろしてくれた。

「君に会わせたい奴が居る。着いてきて。」
そう言ってカラスさんは歩きはじめた。

私はその後ろを着いて行った。
しばらく歩くと小さな可愛い建物についた。

「っよ!りっちゃーん!元気ぃ?」
カラスさんはドアを開けるなり、そう言った。

「あ、カーくんじゃん。どうしたの?」
カラスさんに呼びかけられ、奥から誰かが出てきた。

とっても身長が小さく、長い金髪が印象的で目が大きくてお人形さんのように可愛い女の子だった。

「あ。こ、こんにちわ。」
私は頭を下げた。

「え!?ちょっと…カーくん…もしかして…彼女?」
りっちゃんと呼ばれた女の子は私を見て、ニヤけながらそう言った。

「いやいや、ちょっと拉致ってきた子!」
それに対してカラスさんもニヤっと笑いながらそういった。

「えぇ!?大丈夫?変な事されなかった?」
りっちゃんさんは私に駆け寄り私を見上げた。

…可愛い…。

「あ、いえ、何も…。」
私がそう言うとりっちゃんさんはニコっと笑った。

「朝比奈律(アサヒナ リツ)です。よろしくね。」
律さんは私に手を差し出した。

「あ。桐谷雛です。よろしくお願いします。」
私は律さんの手を握り握手した。

「ってか、結構若いよね?お肌ちょー綺麗だし!雛ちゃんいくつなの?」
律さんは私をじっと見つめた。

…可愛い…。

「あ、16歳です。」

「「じゅうろくぅぅぅー!!??」」
私がそう言うと二人は絶叫した。










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