第10章 OLDEN DAYS
「おい…遅くなって…悪かった。」
ふと後ろから声がすると、
俺は振り返った。
そこには先程まで
ログインしていなかったメンバー2人が立っていた。
「源!!良二!!」
俺はすぐに二人に駆け寄った。
「少しびびってたんだ…俺たち…でもさ、柴達の事やっぱり許せねぇ…それに、うちには優月が居るだろ?負けねぇよな?」
そう言って源は笑った。
「信じてるぜ。優月。」
そう言って良二は俺に拳を突き出した。
俺はその拳に自分の拳を当てた。
「布陣は完璧だ。行くぞ。」
そうして俺は歩き始めた。
(前衛)
ナイト:優月(マスター)
ウォリアー:圭太
ウォリアー:源
(ガード)
ガンナー(軽):信二
ガンナー(重):翔
アーチャー:大樹
(後衛)
ウィザード:良二
プリースト:光
そうして、
『ハコブネ』が拠点としている場所へと足を運ぶ。
フィールドに入ると、
なにやら生臭いような
ツンとしたにおいにが鼻についた。