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天剣は春色を映して

第1章 第一章


「まずは時音さんの分を作りますね」


「えっ、いいよ!宗次郎先に食べなよ!」


「僕はまだ大丈夫ですよ。時音さんお腹空いているでしょう?」


「・・・・・・宗次郎・・・・・・たくさん動き回ってるし・・・・・・昨日も今日も。だから先に食べて欲しい」


宗次郎が困ったように笑って、


「僕は時音さんに先に食べて欲しいのですけどね・・・・・・」
と言った。


「本当にいいの・・・・・・?」


「はい」
宗次郎が微笑んだ。
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