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ラベンダーに誘われて

第16章 リング争奪戦







麗「あんまり言われないんですか?」


ザンザス「・・・あぁ。」
麗「そっか。勿体ない。」



何ともなさそうに麗はザンザスと会話を続ける。




麗「イタリアから来たんですよね?やっぱり日本人て平和ボケしてるように見えますよね。」
ザンザス「・・・そうだな。」
麗「実際、平和ボケしちゃってるから何とも言えないですけど・・・日本にもいいとこいっぱいあるんで見つけてみて下さい。」
ザンザス「・・・。」


麗「それじゃ、そろそろ出ますね。晩酌中失礼しましt」
ザンザス「麗。」
麗「?何です??」
ザンザス「付き合え。」


マーモン「!」



麗「はーい。私は水でも良ければ。」
ザンザス「・・・構わん。」
麗「マーモンどうする?」

マーモン「ハッ)僕は部屋に戻ってるよ。お金数えなきゃいけないし。」
麗「そっか。じゃあまたね。」












パタンッと閉められた扉。



スク「やけに静かだったが・・・どうだったんだぁ?」
マーモン「・・・ボスに、気に入られた・・。」
スク「・・・は?」
マーモン「彼女は彼女で物怖じしないでボスに話しかけてたし・・・変な空間だったよ。」
スク「・・・そうかぁ・・。」
マーモン「部屋には入らない方がいいよ。彼女、ボスの晩酌に付き合ってるんだ。」
スク「他の連中に伝えておくぜぇ。・・・っつっても、レヴィだけか。」
マーモン「宜しくね。」



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