第15章 嵐の予感
ハル「・・・あ!麗ちゃんじゃないですかー!!」
麗「久しぶり、ハルちゃん。」
ハル「はいっ!お久しぶりですー!!」
京子「麗ちゃんも呼ばれたの?」
麗「電話が来てね。予定もなかったし。」
武「お!鷹宮!!」
隼人「鷹宮も呼んだのかよ・・・。」
ツナ「わぁ・・・!」
麗の着ている服は、英語の文字の入った白いTシャツにカーディガンを羽織っており、裾を折った七分丈のデニムを履き、明るめのパンプスを履いていた。胸元には、あの土星のネックレス。
ハル「やっぱり、麗ちゃん綺麗ですー!」
京子「うんうん!」
麗「ハルちゃん達の方が可愛いよ?」
ハル「・・・麗ちゃんが天然タラシです・・・!!」
「がっはははっ!!お前だぁれ~?ランボさんはランボさんだもんねー!!」
この前学校に来ていたあの子供がデニムの裾を引っ張っていた。
麗はひょいと抱えてふわりと笑う。
麗「私は麗。宜しくね。」
ランボ「麗!!ランボさんと一緒に遊ぶんだもんね!!」
リボーン「お前邪魔だ。」
ゲシッとランボを蹴り飛ばし、麗の腕の中に納まるリボーン。
ツナ「リボーン!!」
京子「リボーン君、麗ちゃんの事好きだもんね。」
麗「・・・ランボ君蹴り飛ばしちゃダメでしょ。泣いちゃうよ。」
ぐずっているランボを抱え上げ、宥める麗。
リボーン「アホ牛の分際で・・・。(ボソッ」
ランボ「麗!!ランボさんあれに入ってみたいもんね!!」
麗「ダメだよランボ君。あれに入ると売られちゃうよ?」
ランボ「ランボさん売られるの?」
麗「そう。だから見とくだけにしよう?」
ランボ「分かったもんね!ランボさん売られるのヤだもん!」