第11章 授業参観
教師「緊急事態ですので一時授業を中断致します。父兄の方にはご迷惑をおかけいたしますが各自、自習をして待っていてください。」
そう言って教師は獄寺を連れて教室を出て行った。
リボ「俺が代打教師のリボ山だ。」
そう言って現れた小さい教師。
麗「・・・。(あんな教師、うちにはいない。)」
リボ「保護者の皆さんも宜しくお願いします。」
「こちらこそ。」
「宜しくお願いします。」
ツナ「(受け入れられてるーーーっ!!)」
リボ「えーでは、先ほどの授業を引き続いて・・・まずはこれ。」
そう言ってリボ山は黒板にカッカッと数式を書きだした。
リボ「わかる奴は?」
黒板にギッシリ埋められた数式。
「難しいですわね・・・。」
ザワザワと動揺が広がる教室。
リボ「ちなみにこの問題を解いた奴はいいマフィアの就職口を紹介するぞ。」
ツナ「(マジでクラスメートの中から探し出すつもりだーーーっ!!)」
クラス全員がは?という顔をしてリボ山を見ている。
「おい!リボ山だかヘボ山だか知らねぇがお前なんか相手にしてられっか!!」
リボ「私語は慎め。」
ヒュッと投げられたチョークは額に当たり、粉と化した。
当たった男子生徒は机に倒れ込む。
「ちょっと!!うちのオサムちゃんに何するザマス!!」
リボ「お母様落ち着いてください。」
そう言ってリボ山は母親にもチョークを投げた。
シーン・・・と静まり返る教室。
ツナ「(恐怖で教室を支配した・・・。)」
リボ「どうだ?分かる奴はいねーのか?」
「はいはーいっ!!」
先ほど聞いた声が再び聞こえた。教室の扉から顔を覗いているのはランボだ。
ランボ「うんこ。」
リボ「ペケ。」
ポイッと投げられた爆弾がランボに当たって爆発した。
「アホ牛が・・・。十代目、この問題見た事あります。」
ツナ「獄寺くん!!!」
隼人「答えは√5だ!!」
リボ「お前はすでにマフィアだろ。」
そう言って獄寺にも爆弾は投げられ、爆発した。
ツナ「獄寺くんーーーっ!!?」