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ラベンダーに誘われて

第11章 授業参観









今日は授業参観。いつもよりも髪型に気合の入っている生徒もいればいつもと変わらない生徒もいる。化粧は校則で禁止と決まっているため、誰もしていない。



後ろにズラリと並ぶ親御さん達も、それぞれオシャレに着飾っている。






教師「先生もいつも通り間違えるからなー!!」


と言って笑いを取る教師。





麗「・・・全然いつもと違う。」






教師「じゃあ山本。いつもの汚名返上といってくれ。」

武「いきなりかよ~・・・んじゃ、2分の1あたりで。」

教師「コラ!またお前は当てずっぽうで・・・ん?いや、正解だ。」


おぉと歓声の漏れる教室。


武「ラッキー!」
武父「いいぞ武ー!今夜は大トロだー!!」






教師「じゃあ問4を沢田。山本も頑張ったし大丈夫だろ!」

ツナ「え、えーと・・・。」




「はーい!!100兆万です!」





聞きなれぬ声がして教卓を見ると、見慣れない子供がそこに座っていた。



ツナ「ランボ!」


ランボ「ランボさん九九も出来ちゃうもんね!!ニニンがニ!キキンがキ!ケケンがケ!!」



教室にドッと笑いが広がる。




ランボ「見てみてー!!」



そう言ってランボは頭を黒板の方へ倒し、キュキューッと黒板を消した。





ツナ「(黒板けしやがったーーーー!!?)」




奈々「すみません。うちの子なんです。」



ザワザワと広がる波紋。





ツナ「母さん!何でチビ達連れてきたんだよ!!」
奈々「さぁ・・・?」
ツナ「さあって・・・!!」


「私よ。」


ツナ「ビアンキ!!」
ビアンキ「隼人の授業参観に着いて行きたいって言うから。」


隼人「姉貴っ!!?ふげっ!!」




そういって獄寺は倒れた。


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