第18章 未来
ツナ「うわぁぁああっ!!?」
京子「きゃっ!?」
ハル「はひぃぃいっ!!落ちてますぅぅぅう!!!」
スタンッと綺麗に麗を抱えたまま着地した雲雀のそばで尻もちをついて着地するツナ。更にその傍ではランボが頭から着地し、頭が地面にめり込んでいる。
ツナ「わーっ!!ランボ!!」
クローム「・・・平気?」
クロームとツナがランボを救出するとランボは大泣きしていた。
雲雀は麗を降ろし、麗は静かに着地した。
麗「ありがとう。恭弥。」
恭弥「・・・別に。」
「・・・なるほど。10年前の麗チャンなんだね。」
「にゅにゅっ!麗が笑ってるーーっ!変なの!!」
「ハハンッ。ブルーベル、それが麗様の本来あるべきお姿なのですよ。」
「ボバッ・・・麗様、綺麗。」
「あー・・・ダリィ・・。麗様回収して帰りましょー。」
ツナ「び、白蘭と真六弔花・・・!!」
ブルーベル「ふんだ!麗回収するくらいブルーベルにも出来るもん!!」
そう言ってブルーベルは麗の方へ手を伸ばす。すると先端からみるみる水に変わり、麗の方へ伸びていく。
ツナ「!麗ちゃんっ!!」
しかし、パァンッと水が弾ける。
麗「・・・甘く見ないでもらえるかしら?小娘。」
ブルーベル「っ!!!」
麗は一歩も動いてはいなかった。
ブルーベルは桔梗の後ろにサッと隠れて恐る恐るこちらの様子を見ている。
リボーン「・・・流石だな、麗。」
麗「非7³光線は出てないみたいよ。出て来ても大丈夫。リボーン君。」
リボーン「そうか。助かる。」
白蘭「へ、え・・・?麗チャン、全盛期は随分強かったんだね?」
麗「全盛期なんだから当たり前でしょう?何言ってるの?」
桔梗「・・ハハンッ。この時代の麗様の方が可愛げはあったようですね。」
ザクロ「そうかぁ?こっちの麗様も可愛いじゃねぇか。」
麗「そんなのどうでもいいから、始めてくれる?」