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ラベンダーに誘われて

第18章 未来











ツナ「・・・麗ちゃん、何があったんだろう・・。」


ラル「・・・ボンゴレを見限ったのではないのか?」
ツナ「麗ちゃんがそんな事するはずない!」
ラル「しかし、現実はそうだ。鷹宮麗はボンゴレを裏切ったんだ。」
リボーン「・・・おい。麗の両親はどうなってる?」
ツナ「あ・・・そういえば・・。」

リボーン「鷹宮征仁と鷹宮百合だ。」



フゥ太「鷹宮征仁は5年前に政治家を引退してるよ。・・・そこから先は表社会に姿を現してない。」
ビアンキ「元情報屋の鷹宮百合がいるんだもの。形跡を追いかけるので必死だわ。」
リボーン「だろうな。で、最後の形跡はいつで何処だ?」
ビアンキ「・・・4年前、イタリアよ。目的とかは一切不明。」
ツナ「え、ま、待って!麗ちゃんのお母さんって情報屋?だったの!?」
リボーン「あぁ。俺達の世界じゃ有名な情報屋でな。気まぐれに仕事を引き受けるんだが、その仕事内容は完璧を越えると言われる情報量を提供してくれたんだ。一時期ボンゴレの仕事も引き受けてたんだぞ。」




ツナはポカンとしてその内容を聞いていた。




武「んじゃあ、麗の母親なら麗の行方が分かるんじゃねぇのか?」
ビアンキ「私達もそう思ってるわ。・・・けれど、その母親も行方不明。手がかりが一切ないのよ。」


フゥ太「・・・麗さんが、ミルフィーレにいるって情報は1年ちょっと前、突然舞い込んできた情報だったんだ。目撃情報だったから、半信半疑だったんだけど、ある日白蘭と共に映像に映っていたんだ。・・・この映像が合成じゃない事が判明して、麗さんは裏切り者と呼ばれるようになったんだよ。」
ツナ「・・・理由が、あるはず。麗ちゃんは理由もなしにそんな事をする人じゃない。・・・それに、雲雀さんの発言も気になる。」





“あれは麗じゃない。”




ツナ「・・・雲雀さん、何か知ってるんじゃないかな・・。」
リボーン「・・・憶測かもしれねぇぞ。」
ツナ「・・・麗ちゃん・・。」




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