ヒーローはどうしても私を可愛たがるようで。*ヘタリア*
第1章 ハンバーガーの人。
朝から気分が重い…。自分のせいだけど…。
藍架「……はぁー…」
加「…どうか…したんですか?」
藍架「えっ? あー…えっと、マシュー…くんだっけ?」
加「…‼ぼ、ぼくのことが見えるんですか…?」
藍架「え、なにそれ…おばけとか、そういう類なの…?」
加「ちっ、違います ほかの人は気付いてくれない…というか… そ、それで、溜息なんかついて、どうしたんですか…?」
なんか変な感じ。
どこかがアルフレッド君に似てるのに、性格は全然違くて…
なんか、可愛い。
藍架「…可愛い」
加「…?なにがですか…?」
藍架「何がって…マシュー君が。」
加「…えっ、え!?そんなことないですよ、むしろ藍架さんの方が…」
藍架「ん?」
加「…な、なんでもないです…///;」
熊耳とか似合いそうだな…。
米「君たち、なにイチャイチャしてるんだーい?」
加「ちょ、アルフレッド…‼イチャイチャなんてしてなっ…//;」
米「そうなのかい?藍架」
藍架「え、えぅっ…うん」
いきなり話ふられてびっくりした…。
さっきのこと、アルフレッドくんはどうとも思ってないんだ。
私の深読みし過ぎか…。
藍架「……………」
加「藍架さん…?」
藍架「…あー…いや、なんでもないよ」
米「…元気ないな?大丈夫かー?」
藍架「大丈夫だよ」
加「あっ…もう先生来るよ、座ろっ!」
アルフレッド君に謝んなきゃな…。