ヒーローはどうしても私を可愛たがるようで。*ヘタリア*
第1章 ハンバーガーの人。
やっと午前の授業が終わった…。
眠気とずっと闘うのも楽じゃない。もしかしたら途中白目向いてたかも…。
だけど、これからお昼寝タイムなのです‼
金欠のせいでお昼も食べられないし、ある意味一石二鳥!←
屋上に行き、誰の目にもつかないところで寝っ転がった。
すっごく気持ちいい。丁度いい日当たり。静かで誰にも邪魔されない一人の時間。
こんなんじゃ午後の授業に間に合わないぐらい爆睡しちゃい…そ、う_____
ガチャ…
何か鐘のようなものが鳴り響いた。
藍架「…ん、もうお昼休み終わりか…」
目をこすり、上半身を起こすと隣でアルフレッド君が寝ているのに気づいた。
藍架「……!?な、なな、なんでいんの…!?」
必死でアルフレッド君を揺する。
米「…ん…藍架じゃないか… まだ眠いぞ…」
私の手首を引っ張りグイッと自分の方に引いた。
…案の定、私はアルフレッド君の胸に落ちた。
米「…藍架お菓子見たいな甘い匂いするぞー…」
藍架「~~~っ!?/// こ、コラっ、寝ぼけんなーーーっ!!///」
米「……ふぁぁ~… ・・・・・・・・・・藍架!?///」
相当驚いてる…。よかった、ちゃんと起きてくれて…
藍架「…離して…///」
米「あっ あぁ、ごめん、なんだぞ…」
なんだこの微妙な空気は…。
藍架「…あぁっ‼そうだーっ‼授業始まるんだったーっ!早く戻んないと!」
米「ん?今もう6時だぞ?」
藍架「…え」