ヒーローはどうしても私を可愛たがるようで。*ヘタリア*
第1章 ハンバーガーの人。
次の日の朝、目の下のくまが半端じゃない私。
藍架(…寝れなかった…。)
英語の先生が本当、絶対に英語ぺらぺらな人じゃないと解けないような宿題だしやがって…。睡眠時間1時間24分のやつのことも考えろーっ‼
米「Good morning 藍架ーっ‼…?どうしたんだい?随分と眠そうな顔して」
藍架「あぁ、おはよう… 昨日ほとんど寝てないんだよぅ…」
米「…そうなのかい?じゃ、授業中にでも寝ちゃえばいいじゃないかー‼」
…いや、
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや‼
藍架「…それより、昨日の英語の宿題、どうだった?」
米「英語の…宿題…? ああーっ‼忘れてたよ!ま、英語の宿題だったら大丈夫さー」
藍架「……英語ペラペラなのとか…いいなぁー」
米「ん?それじゃあ俺が教えてあげるぞ?」
藍架「え? え?」
藍架「え?」
米「だから、俺がおしえてあげ…」
藍架「け、結構です‼‼」
あまりにもびっくりしすぎて大声で叫んでしまった。
すごい驚いた表情で私を見るアルフレッド君。
藍架「えっ あ… ご、ごめんなさいっ」
逃げた。
今のはあまりにも失礼だった…。
いや…でも断るんじゃなかった…すっごい英語苦手なのに…。
もうちょっと考えてから言えばよかった…。
藍架「私のあほー…」