ヒーローはどうしても私を可愛たがるようで。*ヘタリア*
第2章 宿泊行事(仮)にて
アルフレッドside
部屋を出た。のはいいけど、またメールが来た。
舞季から。
舞季《藍架ちゃんのこと知らない?部屋に戻ってこなくて心配だよぅヽ(´Д`;)ノ》
仲良いいのか?
米《今ちょっと呼ばれたから行くところだぞ!》
舞季《えっ そうなの?じゃあ、私も行っていい??》
心配しているんだろ?なんで舞季までくるんだ・・・?
米《なんでだい?》
舞季《アルフレッド君に会いたいなぁ、なんて》
なんでかわからないけど、何故かあまり言葉が入ってこない。
藍架の時とは全然違う。
藍架は一緒にいるだけで、こう…なんていうか……
米「あぁーっ 説明できないっ!!」
でも、ほかのやつと違う事は確か。
米《ごめんな…今日はちょっと俺藍架に用があるから、また明日な》
本当は用なんてないけど。
舞季《用があるなら仕方ないよねー…。でも、あんまり藍架ちゃんとくっつかないでね?私嫉妬しちゃうから!》
米《嫉妬?なんでだい?》
舞季《なんでって…大体わかるでしょ?じゃあねっ おやすみ!》
・・・?
米《おやすみなんだぞー》
とにかく早く藍架のとこに行かないと。
っていうか、どこにいけばいいのかい?
米(とりあえず、メールで・・・ あ)
バッテリーが切れた。
米「しょうがないなぁ。また走って探すかー。」
AM1:26
まだまだ皆起きてる時間、だなぁ。
誰にも見つからないといいけど・・・。