ヒーローはどうしても私を可愛たがるようで。*ヘタリア*
第2章 宿泊行事(仮)にて
しばらくアルフレッド君の部屋に居た。
米「君、部屋に戻る気あるかい?」
藍架「えっ えぇ!?アルフレッド君が言ったから…」
米「え?俺そんなこと一言も言ってないぞ?」
藍架「うぅ…;」
確かに「居ろ」とは言ってなかった
米「ま、俺はこのままでもいいけどな」
藍架「そっ…そういう紛らわしいこと言うからっ…!///;」
米「ん?」
藍架「~~っ… もういいよーっ!///」
米「HAHAHA」
藍架「アルフレッド君はいつも私を馬鹿にしてるでしょ!
だから毎日毎日悩まされてばっかりでろくに眠れないし、それに、それにっ…!」
アルフレッド君の唇が私の耳に触れた。
藍架「今…何したの…」
米「んー?なんだと思う?」
藍架「何って…き、…」
米「き?」
藍架「………………きす」
本当に恥ずかしくて死んじゃいそう。
米「なんだい?キスしてほしいのかい?」
藍架「そんなこと言ってなっ…!///」
米「HAHAHA まあ、冗談ってわけじゃなかったんだけどな」
藍架「………まっ ま、またまたぁ…」
米「いや、本当に___」
藍架「からかうのもほどほどにしておいてよねー。じゃあ、私部屋に戻んなきゃいけないから!じゃあね、今日はごめん、ありがと!おやすみなさい!」
私は部屋から逃げ出した。
顔から火がでる、ってぐらい赤い、熱い。
藍架「あっ」
部屋の扉を開けたとき、マシュー君が立っていたのに気がついた。
藍架「マシュー君!? いつからそこにいたの!?」
加「え、えっと… 顔赤いよ、ってあたりから…」
藍架「そ、そんなに前から!? もしかして…全部聞いてた?;」
加「ごめんなさい…。」
聞かれてたああっ!!
藍架「じゃ、じゃあねっ!マシュー君おやすみっ!!///」
なんて最悪な日だったんだろう。