ヒーローはどうしても私を可愛たがるようで。*ヘタリア*
第1章 ハンバーガーの人。
藍架(…っと!そうだった…!謝んなきゃ!)
と、思ったとき、6時の鐘がなった。
どうしてこうもまあ間が悪いんだ…。
米「よし、今日こそは送るぞー!ほら、帰るぞ!そのために待ってたんだからなー」
そういえば私が教室にいるとき、アルフレッドくんも教室に居た…のかな?
そう考えるとなんか恥ずかしくなってくる…。教室で二人だったんだよね
藍架「えと…じゃあ、送ってもらえる…かな」
謝んなきゃいけないし、一緒に帰ることにした…。
米「えっ…え、えっと、俺が送ってもいいのかい…!?」
藍架「え?うん…送ってくれるんなら…」
米「分かった!帰ろう!早く帰ろう!」
私の手をつかみ、下駄箱に孟ダッシュしていった。
米「さあ、で、家はどこだい?」
藍架「あの家電屋さんの近く!」
米「…遠くないかい!?しかも俺の家と真逆だし!ま、いっか 帰ろう!」
え、いいんだ…!
駅まで行き、電車に乗った。
藍架「…あの、さ…昨日、ごめんね…」
米「?」
藍架「あ、あの、英語の勉強の話だよー… 強く断っちゃって…。」
米「あぁー!あのことなー!別に謝んなくてもいいぞ?」
藍架「い、いや…でも…」
私的にはすごく気にしてたんだけど…。
米「今日は藍架のおかげで気分がいいんだぞー…」
また私の頭を撫でた。
このまま家につかなきゃいいのに。