ヒーローはどうしても私を可愛たがるようで。*ヘタリア*
第1章 ハンバーガーの人。
藍架「夜中の1時になっちゃった…。」
あの後、帰ってなんて送ればいいか分からなくてずーっと考えてたらこんな時間に…
結局、《今日はごめんね。こんな時間にメールしてごめんなさい》ってだけのメールにするってきめたけど…。
藍架「まだ起きてるかな…?」
とりあえず送ってみることにした。
ピロピロリ♪
藍架(早ッ‼Σ(゚д゚;))
米《まったく、遅いぞ!心配したんだぞー!変な目に遭わなかったかい?》
…いつでもいいから送れって言ったの誰よ。
でも、心配してくれてたんだよね。
藍架《遅くなってごめんね。普通に帰れたよ!心配してくれてありがとね》
ピロピロリ♪
米《君、誘拐されそうだから心配になるんだよー…。》
何それ、どういう意味だよー…傷つくなぁ…。
藍架《どういう意味?》
ピロピロリ♪
米《「可愛い」ってことさ》
……………………。
藍架《からかわないでよー…》
ピロピロリ♪
米《からかってなんか無いぞ?とりあえず、今日はもう寝ないか?また屋上で寝る羽目になるぞー》
藍架《そうだねー…。じゃあ、おやすみ!》
ピロピロリ♪
米《おやすみなんだぞー》
……からかってる…。
絶対からかってる!!
逆に眠れなくなるよ…。