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ヒーローはどうしても私を可愛たがるようで。*ヘタリア*

第1章 ハンバーガーの人。


大袈裟かもしれないけど、絶望した…。
そんなに長い時間爆睡してたとは思わなかった。
とにかく今は頭が真っ白…。

藍架「と、とりあえず先生に謝りにいかないと…!」
米「え?なんでだい?誰にでも失敗はあることだろ?先生だって許してくれるよー」
藍架「いや…許してもらうために謝りに行くんでしょ…?;」
米「え?そうなのかい?」
藍架「…なんか、謝る気も薄れた…」
というか、面倒臭くなった。…眠いし。

藍架「もう眠いし、いっそ早く帰って寝ちゃお…」
米「え?もう帰るのかい?」
藍架「うん、もう6時過ぎたし」
米「あ、 えーっと… はい、これ」

小さい紙に小さい文字が書いてあった。

米「俺の携帯のメールアドレス! 昨日渡しそびれちゃったからさ」
藍架「あ、ありがと…
こんなの男の子からもらったことないから、なんか緊張するなぁ…」
米「そうなのかい?」
…携帯買ったばっかり、だからだけどね。って、なんか恥ずかしくて言えない…。

米「ま。いつでも良いから暇な時送ってくれよー」
藍架「う、うん。 じゃあ、私帰るね」
米「ああ! 先生に見つからないようにするんだぞー」
藍架「はーい」

そうして屋上を出た。

その場に居る時はわからなかったけど、こうしてみると、すんごく私緊張してた。
手もすごく震えてるし、心臓もバクバクいってる。

もしかしたらそれもばれてたかも知れない。

そう考えると恥ずかしくて仕方ない。



メルアド渡されて時はどうしようかと思った。、認めたくないけどすんごく嬉しい。

藍架(帰ったらすぐにメール送ってみよ…)
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