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【おそ松さんR18】君がため

第12章 つぶやき【おそ松】




ホテルの部屋について、上着を脱ぐ。


ここに来たということは……

少なからず、そういうこともするってことなんだろう。


だったら、とりあえず、シャワーをあびて……


おそ松「さくら……」


突然、背後からおそ松くんに抱きしめられた。

耳元で、低い声で名前をささやかれて、びくっと身体が反応する。


「ど、どうしたの、おそ松くん……?」

おそ松「わりー、俺、けっこう限界だわ」

「えっ……」


くるりと身体の向きを変えられて、おそ松くんと向き合う形になる。

……と。

いきなり、深く口づけられた。


「ん…んッ……」

おそ松「もっとちゃんと口あけて…」

「ふ、あっ……」


口をひらいた瞬間、舌が口内に侵入してくる。

侵入してきた舌は、歯をなぞり、口内を隅々まで舐めて犯していく。


「や……ッ、ふ」


あまりの快感に、声がおさえられない。

すると、

ぎゅっと抱きしめられて、そのままベッドに押し倒された。


「あ……」


唇が離れて、おそ松くんと目が合う。

彼は、いつもより余裕がない顔でわたしをみつめていた。


「おそ松くん……シャワーあびよう?」

おそ松「そんな余裕ねーよ」


おそ松くんの瞳に、獣のような光が宿った。



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