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【おそ松さんR18】君がため

第7章 夜長の秘密【カラ松】




そうしている間にも、カラ松くんの手が、下着も何も身に付けていない、無防備な胸に到達した。


「あっ……!」

カラ松「さくら、教えてほしい。誰に触られたんだ……?」

「い、言えないよ……そんなの!」

カラ松「ああ……そうか。それなら……」


きゅっ。

カラ松くんの指が、敏感な頂をつまむ。

その瞬間、びりっと快感が走った。


「んあっ……!」

カラ松「さくら、そんな声で鳴くんだな」

「う……ちょ、ちょっと、カラ松くんっ」

カラ松「その声……他の男にも聞かせたんだな。イラつく」

「な、なに言って……ひっ!?」


どういうことなの……?

何が起きているの?

つまり、カラ松くんは、今でもわたしのことが好き……ということなの?


カラ松「我慢してたのに……もう限界だ」

「やっ……!」


カラ松くんは、布団を剥ぐと、わたしの上に馬乗りになった。

そして、パジャマをまくりあげると、胸の頂を口に含んだ。


「んんうっ! カラ松くん、はげしッ……」

カラ松「俺に言えないってことは、他の兄弟のだれかなんだな?」

「あっ……ち、ちがっ」

カラ松「俺は……俺は、ちょっと自惚れてたんだ。高校のころ、さくらは、俺のことが好きだったんじゃないかって」

「あ……」


自惚れなんかじゃないよ、カラ松くん……

わたしは、高校生のとき、あなたのことが好きで……


カラ松「でも、ちがったみたいだな」

「ちがく……ない」

カラ松「え……?」

「ちがくないよ……! わたし、ずっとカラ松くんのことが好きだった!」


わたしの告白に、カラ松くんは、目を丸くした。

その瞳が、驚きの色をうつしだす。


「でも……でもね、だめなの。わたしは、誰とも結ばれちゃだめなの……」

カラ松「それは、どうして」

「言えないよ……言えないけど、だめなのっ」


あ、やば……涙が……


涙を拭おうとしたわたしの手を、カラ松くんが握った。

そして、そのままシーツの上に縫い付けられた。


カラ松「さくらにどんな事情があるのかは、俺にはわからない。でも、そんなこと言われて、終わりになんてできない」


そして、カラ松くんは、狼のような目で笑った。


カラ松「俺だって男なんだよ、さくら」



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