• テキストサイズ

【おそ松さんR18】君がため

第7章 夜長の秘密【カラ松】




そして、今……


「はぁんッ……やっ…あうッ」


わたしは、カラ松くんに組み敷かれて、奥をがんがんと突かれていた。

何度イッてもやめてもらえず、むしろ、絶頂を迎えるたびにカラ松くんの腰の動きは激しくなっていく。


「いやああッ……も、むりっ」

カラ松「……はは。そんな大きな声で喘いで善がって、どこが『無理』なんだか」

「う……くッ、奥っ、苦しいッ」

カラ松「イキまくりだからな。そりゃあ苦しいだろうな」

「わかってるならやめッ……」

カラ松「さくらはイキまくりで満足かもしれないが、俺はまだ一回も出してない。もう少し付き合ってもらうからな、さくら」

「ぐ……ぐす、もう、許して……っ」


いつもは温厚なカラ松くんが、

いつもは優しいカラ松くんが、

まるで人が変わったように、意地悪な笑みを浮かべる。


カラ松「もしかして、またイった? 中、締め付けてくる」

「うッ……も、わかんなッ…」

カラ松「きつ……ッ、しっかしすごい乱れ方だな、さくら」

「うっ、うるさ……んんっ」


言いかけたわたしの口を、カラ松くんの唇が塞いだ。


はじめての……カラ松くんとのキス。

こんなふうに無理矢理されている最中でも……やっぱり幸せかも。


「んんっふ、あ、カラ松くんっ……」


キスの最中、カラ松くんの名前を呼んだ。

そのとき。

中にあったカラ松くんのそれが、びくんと痙攣した。

そして、そこに今まで溜まっていたものをすべて放出した。


「あっ……あう、な、なんで、今ので……」

カラ松「はぁっ…う、ご、ごめん……さくらに名前呼ばれたら……我慢できなくて」


カラ松くんは、ぐったりとわたしに覆い被さった。

どうやら、行為の疲労が一気にきたようだ。


カラ松「さくら……」

「う、うん?」

カラ松「本当に何か困ったことがあるなら……いつでも話きくから。遠慮しなくていいからな」


そんなことを耳元で優しく囁かれて、どきりと胸が高鳴った。

ああ……

そうか。

わたし……今でも、この人のことは特別な目で見ているのかもしれない。




/ 464ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp