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【おそ松さんR18】君がため

第43章 青色《逆ハーEND》




うそ……

やだ、なんでわたし泣いてるの……?

お願い、とまって…!
このままじゃカラ松くんに怪しまれちゃう。


「ご、ごめん……目にゴミが入っちゃって……」

カラ松「そ、そうか。大丈夫か?」


カラ松くんの優しい声をきいていたら、少しだけど、気持ちが落ち着いた。


「うん、大丈夫。続き、するね」


わたしは、溢れてきた気持ちに蓋をするように、愛撫を再開した。


目にゴミが入ったなんてわかりやすい嘘、気付かないはずがないのに、

カラ松くんは、何も気付いていない振りをしてくれた。

たぶん、それはわたしを思ってのこと。


やっぱり、今も昔も、カラ松くんはカラ松くんのままだ。

優しくて、人のことを1番に考えられる。


カラ松「…ん、さくら……そろそろ出そう……っ」

「ん……いいよ、出して?」


わたしは、小さく震えるカラ松くんのそれを、強く吸いながら口に出し入れした。


カラ松「やばい、出る……っ、出るから口はなせ…っ」

「んん……」


わたしは、首を横に振る。

と、その瞬間。

口の中で、それがびくびくと痙攣し、喉の奥に熱い液体を放った。


じんわりと口の中に広がる苦みに、一瞬顔をしかめる。

けれど、すぐに、その味が愛しくなってくる。


カラ松「はぁっ……はぁ…な、何してるんだ、さくら……早く吐き出せ。そんなの不味いだろ…?」


カラ松くんは、肩で息をしながら、わたしの口元に手を差し出す。

たぶん、ここに吐き出せってことだろう。


けれども、わたしは、それを無視して、口の中に放たれた精液を、ごくりと飲み込んだ。


カラ松「は……? 嘘だろ……なんで飲み込んだんだっ」


慌てふためくカラ松くんに、にこりと微笑む。


「好きな人のだから……」

カラ松「だ、だからって……! 腹を壊したらどうするんだ」

「大丈夫だよ…? わたしは平気」


すると、カラ松くんは、突然、わたしを抱き寄せ、強い力で抱きすくめた。


「…っ、からまつくん?」

カラ松「……さくらが可愛くて、愛しくて、どうしようもないんだ。もう我慢できない。さくらの中に入りたい」

「うん……わたしも、カラ松くんのをシてたら、挿れてほしくなっちゃった……」


そう言った瞬間、わたしは、ベッドの上に押し倒された。



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