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【おそ松さんR18】君がため

第43章 青色《逆ハーEND》




嬉しくて、幸せで……思わず笑みがこぼれる。


もっとカラ松くんを喜ばせたくて、わたしは、カラ松くんの下半身に手を伸ばす。

そして、身体をカラ松くんの脚の間に滑り込ませ、反りたったそれに指を絡めた。


カラ松「さくら…?」


カラ松くんは、上体を起こし、わたしの顔をのぞきこむ。

たぶん、びっくりしてるんだろう。カラ松くんにフェラしてあげたこと、なかったから……


カラ松「さくら、何してるんだ…?」

「口で、シてあげる……」

カラ松「え、それって」


狼狽えるカラ松くんを上目に見つめ、はむっとその亀頭を口に含む。


カラ松「……ッ」


その瞬間、カラ松くんの身体がびくっとはねた。

……たぶん、感じてくれたんだ。嬉しい。


わたしは、焦らすように先端を優しく吸いながら、指で根元を刺激した。


カラ松「…っ、さくら……」


見ると、カラ松くんは、頬を赤く染めて、息を荒げていた。

焦らされて苦しい、って言いたいのが分かる。


ここでもっと焦らせばあとで得られる快感がひとしおなんだけど、なんだか可哀想になってきたので、わたしは、カラ松くんのモノを根元までくわえこみ、じゅるじゅると吸い上げた。


カラ松「……ッッ!」

「かあまふくん…っ、どう? 気持ちいい…?」

カラ松「…あ、ああ、やばい……っ」


カラ松くんは、わたしの頭の上に手を置き、髪の毛に指を絡めた。


カラ松「さくら、上手だな。気持ちいいけど、なんか妬ける……っ」

「……」


返す言葉がなかった。


カラ松「一松にも、いつもこうして口でシてやってるのか…?」

「……いつもじゃないよ」


わたしは、誤摩化すように、ふたたびカラ松くんのを口に含む。


本当は、一松くんにだけじゃない。

最初にフェラしてあげたのはチョロ松くんだし、おそ松くんにもしてあげたことがある。


申し訳ない、とかそんな感情ではなかった。

罪悪感と、自己嫌悪と、色んなものがドロドロに混ざり合った変な感情が、こみ上げてくる。

身体が、芯から燻されているような感覚だった。


カラ松「さくら……?」


名前を呼ばれて、我に返る。


カラ松「……どうしたんだ。どうして泣いてるんだ?」

「えっ……」


言われて自分の目に手をやる。



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