第39章 赤と緑《逆ハーEND》

わたしを挟んでそんな会話をしたのち。

突然、ぱくり、と。チョロ松くんが、わたしの胸の先端を口に含んだ。


「ぁ…っ！！」


声にならない声をあげて、身体をそらす。

すると、今度は、おそ松くんの手が、すーっと秘部の割れ目をなぞった。


「あうッ…！ ちょ、な、なに…？」

おそ松「だから、さくらのことイカせてあげるんだよ」

「そんな…は、ん…ふあッ…！」


おそ松くんの指が、敏感な秘豆をこすりあげる。

蜜壷から溢れ出した愛液を掬い上げ、それを塗りたくるように、ぐりぐりと秘豆に押し付けられる。


胸を強弱をつけて吸われ、クリを激しく愛撫され、視界がくらくらと揺れた。


……気持ちよすぎて、何も考えられない。

同時にされるのは好きだけど……でも、こんなに気持ちよかったっけ？

２人に同時に攻められてるから……なの？


「ああんッ…いやあ…ッ！ も、イく…」

おそ松「うん、いいよ？ イキな？」

「あん、イく…イっちゃう、はあッんん…！！」


背後から、耳元で甘い声を囁かれ、わたしは、簡単に絶頂を迎えた。


びくびくと身体が震え、膣が痙攣する。

いつもより派手にイッてしまった気がする…

その証拠に、いつもより絶頂の後の気怠さが凄まじい。


「う…イ、イッちゃった……」

チョロ松「さくらちゃん、すっごく可愛かったよ」

おそ松「やっぱり、さくらのこと誰にも渡せねーわ。ね、俺とも付き合ってよ。もっともっと恋人っぽいことしよ？」

「えっ……」


突然のおそ松くんの言葉に、わたしは、絶句した。


おそ松「俺、大事にするよ〜？ いろんなとこ連れてってやるし」

チョロ松「…はあ？ おそ松兄さんが連れてってくれるところなんて、たかが知れてるじゃん。どうせ、パチか競馬でしょ？」


チョロ松くんは、わたしをおそ松くんから引きはがすように、ぐいっと抱き寄せ、おそ松くんをじとーっと睨んだ。かと思うと。


チョロ松「ね、さくらちゃん。僕と付き合ったほうが、絶対いいことあるよ。僕、就活だってがんばってるし、就職したら好きなもの買ってあげる」

おそ松「んだよそれ…！さくらのためだったら俺だって仕事くらい見つけるし！」

チョロ松「おそ松兄さんは口ばっかじゃん！」

おそ松「おまえだって同じだろ！」