• テキストサイズ

【おそ松さんR18】君がため

第39章 赤と緑《逆ハーEND》




チョロ松くんの返事を聞いたおそ松くんは、「さっすがチョロちゃ〜ん♪」と上機嫌に言って、わたしの背後へと移動した。

そして、わたしを、正面はチョロ松くんのほうへ向けたまま、背中から抱え込むようにして膝の上にのせ、胸に手を回した。


「…っ、ちょ、待って」

おそ松「身体、こわばってる。緊張してんの?」

「う……だって……」

チョロ松「いいよ、その顔。もっと見せて」


恥ずかしさのあまり顔を手で覆おうとしたら、その手をチョロ松くんに掴まれ、取り払われた。

と同時に、背後から回されたおそ松くんの手が、わたしの胸をさわさわと優しく撫でた。


「んっ……」


じれったいよ……

そんな触り方……ひどいよ、おそ松くん。


でも、そんなこと言ったら、またバカにされる。淫乱とか変態とか言われる。

だから、わたしは、きゅっと唇を噛み締めて、身体が疼くのを我慢した。


おそ松「……あれ?さくら、なんか、我慢してない?」

チョロ松「ほんとだ。どうしたの、さくらちゃん?」


ふるふると首を横に振る。

すると、背後のおそ松くんが、突然、わたしのうなじに舌を這わせた。


「ひゃんっ…!」

おそ松「はは、どっから出てんの、その高い声」

「は……う…や、やあっ……ん」

チョロ松「気持ちよすぎて喋れない?」

おそ松「は、やっぱり可愛いな、さくら。誰にも渡したくないんだけど」


そう言って、おそ松くんは、うなじに這わせていた舌を、今度は耳に移動した。

れろりとまずは耳たぶを一舐め、そして、中に舌の先端を入れられた。


……かと思うと、今度は、チョロ松くんが身を乗り出して、おそ松くんが舐めているほうとは反対側……左の耳に舌を這わせてくる。


「あんんッ……!」

チョロ松「さくらちゃん、一松と付き合ってるってほんとなの?さくらちゃんはみんなのものだったのにね」


耳元で囁かれて、何故か身体がびくびくと反応する。


おそ松「あーー、やっぱ無理。俺、これからもさくらとエッチしたい! キスもしたい! だから……」


おそ松くんは、わたしの身体を、ぐいっと抱き寄せて、うなじ、首、耳、こめかみ、と順番にキスをしていく。




/ 464ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp