第30章 はんぶんこ《十四松END》
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それから、月日は流れ、ぼくもさくらちゃんも大人になった。
ぼくとさくらちゃんは、今は、今川焼きよりも、クリームよりも、もっともっと大切なものを半分こにしている。
「んあっ……十四松くん、そこ……っ」
十四松「んー、ここー?」
挿入した肉棒で、さくらちゃんのいいところを擦り上げるように突く。
すると、さくらちゃんは、甘い声で鳴きながら、恍惚とした表情を浮かべた。
あーやっぱり可愛い。今も昔も、さくらちゃんは、可愛くて素敵な女の子だ。
そして、僕は、そんなさくらちゃんに囚われたまま、さくらちゃんを好きでい続けている。
「十四松くんっっ……は、うう…く」
十四松「どうしたの〜? もうイきそう? さっきイッたばっかりなのに」
さくらちゃんは、ぼくの言葉に答えない。
いや、答えられないんだ。感じすぎて、言葉にならないんだ。
ぼくは、さくらちゃんの唇を塞いだ。
舌を絡ませて、くちゅくちゅと吸い上げる。
そして、キスの雨を降らせながら、何度も腰をさくらちゃんの奥めがけて打ち付けた。
「んんッ…んんッ…!」
さくらちゃんは、ぼくの背中に手を回し、そこに思いきり爪をたててイッた。
今日3度目の絶頂だったけど、まだまだ締め付ける力は衰えない。
十四松「はは、さくらちゃんイッちゃったねー! ねっ、さくらちゃん。今日はこのまましたいなー?」
「えっ、このまま?」
十四松「うんっ、さくらちゃんと繋がったまましたい」
ぼくの言葉に、さくらちゃんは、顔を赤らめてうなずく。
それを見たぼくは、すぐにさくらちゃんの腰を抱き寄せ、膣に挿入したモノはそのままに、さくらちゃんをぼくの太ももの上に座らせた。
そして、床の上に投げ出していたカッターを2本引き寄せて、そのうちの1本をさくらちゃんに渡した。
十四松「はいっ、さくらちゃんのぶん」
「ありがとう… ねえ、今日はどこにする?」
十四松「そうだなあ〜、腕はこれ以上むりだよね? 首とか?」
ぼくは、自分の首を指さした。