第26章 なんで?《チョロ松END》
突然の出来事に、目を大きく見張る。
わたしの上に馬乗りになってわたしを見下ろすチョロ松くんの目には、恐ろしいほど冷たい光が宿っていた。
「チョロ松…くん……?」
チョロ松「何もないって言ってるだろ……なんでそんなしつこいわけ?」
「で、でも……チョロ松くん、昨日から様子が変だから……」
チョロ松「…うるっさいなぁ」
チョロ松くんは、苛立ちを隠そうともせずそう呟き、わたしの上から身をどけた。
そして。
チョロ松「……立って」
「えっ?……な、なんで?」
チョロ松「いいから立って」
……こわい。チョロ松くんがこわい。
わたしは、言う通りにするしかなかった。
ぎこちない動きで立ち上がる。
チョロ松「うしろ、向いて」
「う、うん……」
言われたとおり、チョロ松くんに背を向ける。
と、その瞬間。
チョロ松くんは、わたしの両腕を乱暴につかみあげ、背中に回した。
そして、自分のベルトをはずして、わたしの手首にぐるぐるときつく巻きつけた。
「えっ……!?」
な、なに? なんで?
なんで縛るの……? 何をしようとしてるの?
「チョロ松く……んぐッ!」
名前を呼んで振り返ろうとした瞬間、背中に強い衝撃が走り、わたしはうつ伏せに床に倒れた。
後手に縛られているため手をつくことができず、わたしは身体をおもいきり強打した。
「いった……」
しかし、痛がっているひまはなかった。
うつ伏せに倒れたわたしの上に、チョロ松くんが覆いかぶさってくる。
そして、わたしの服の中に手を入れ、更にブラジャーを押し上げ、わたしの胸の突起を強くつまんだ。
「あっ…んんッ」
チョロ松「縛られてむりやりこんなことされて感じるなんて、ほんと救いようがないね、さくらちゃん」
「ひうっ……いやッ…な、なんでっ……なんでこんな……ッ」
意味がわからない。思考が追いつかない。
チョロ松くん、なんでこんなことするの?
チョロ松くんは、わたしのスカートの中に手を入れて、下着を引き下ろした。
そして、蜜壷に指を入れた。
チョロ松「あー、さすがにまだ濡れてないね。でも、ここに挿れたら痛そー」
「えっ、やだやだやだ!やだよ、やめて…!」
わたしの言葉を無視して、チョロ松くんは、自身を取り出した。