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【おそ松さんR18】君がため

第25章 好きになってもいいですか《チョロ松END》




わたしは、畳の上にごろんと横になって、眠る体勢に入った。

さっき絶頂を迎えたせいか、すぐに眠気がやって来る。


……と、そのとき。

チョロ松くんが、わたしの隣に横になり、腕を差し出してきた。


「……え?」

チョロ松「床、かたくて寝心地わるいでしょ? 腕枕してあげるよ」

「えっ……そ、そんな……いいの?」

チョロ松「もちろん」


お言葉に甘えて、チョロ松くんの腕をお借りすることにした。


チョロ松くんにそっと密着し、その腕に頭を乗せる。


そういえば、腕枕って初めてかもしれない……

でも、なんだか、安心するな、これ……


やっぱり、チョロ松くん、いい香りがする……

この香り、好きだな……落ち着く。


チョロ松「僕も眠くなってきちゃったな……寝ようかな」

「うん……いっしょにお昼寝しよ?」

チョロ松「そうする……おやすみ、さくらちゃん」


チョロ松くんは、ごく自然な動きでわたしの腰を抱き寄せて、目を閉じた。

そして、そのまま、夢の世界に旅立っていった。


それを見届けたわたしは、チョロ松くんの背中に手を回し、チョロ松くんのパーカーの香りをいっぱいに吸い込んだ。


「ん……好き……」


チョロ松くんの香りに包まれて、わたしも目を閉じる。

なんとも言えない安心感と幸福感に包まれながら、わたしは深い眠りへと落ちていった。



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