第23章 どっちが好き?《おそ松END》
そんな……
どうしてこんなことに……
カラ松くんが怒るのはわかる。
でも、おそ松くんはどうして怒ってるの?
わたしが一松くんと付き合ってるのにカラ松くんともシてたから?
でも……おそ松くんがそんなことで怒るなんて変だ。
なにか……なにか別な理由があるような気がする。
おそ松「ふーん、考えごと? ずいぶん余裕じゃん」
「…っあ!」
カラ松くんは、背後から回した手で、わたしのパジャマをめくりあげた。
露出した胸に、おそ松くんの手が伸びてくる。
「こわいっ……やめて!」
おそ松「抵抗するだけ無駄だよ? 」
「いやあっ…! 助けて助けてたすけて!」
カラ松「……だれに助けを求めてるんだ? 一松か?」
「いっ…いちまつ…くん……」
そうだ。一松くんなら、呼んだら助けに来てくれるかもしれない。
しかし、わたしの希望はすぐに打ち砕かれた。
おそ松「残念だけど、一松も他のやつらも、みんな出かけたよ。だから、今、この家には俺らしかいないぜ〜」
「えっ……」
おそ松「観念しな、さくらチャン♪」
おそ松くんは、わたしの胸に口を寄せ、そこをきつく吸い上げた。
「んんんーっ!!」
カラ松「どうした、さくら。腰が動いてるぞ?」
「あっ…アんッ…いやあ……」
カラ松「おい、兄貴。さくらがもう挿れてほしいって」
おそ松「あ、まじ? でも、さっきローターでイきまくったんだよな? じゃあ前戯する必要ないかもな」
「いやあッ…!! やだあ……!」
おそ松くんに蜜壷を、カラ松くんに後ろの穴をいじられて、思わず涙がこぼれた。
本当に、ふたつ同時に挿れるつもりなの?
カラ松くんは、蜜壷からあふれだした愛液をすくいあげると、愛液で潤った指を、うしろの穴にゆっくりと挿入してきた。
「ひッッ…! いっ、あっ…痛い! 痛い痛い痛い!やめて…!」
カラ松「大丈夫。すぐ良くなるよ」
おそ松「こっちはもう準備万端だな」
そう言って、おそ松くんは、蜜壷の中をぐりぐりとかき混ぜた。
「あっん…く!」
カラ松「いい感じに慣れてきたな…そろそろ挿れても大丈夫か?」
「大丈夫じゃないよ…! やめて!」
泣きながら懇願したが、カラ松くんはわたしの返事なんて聞いていなかった。