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【おそ松さんR18】君がため

第14章 好き、嫌い【チョロ松】




「んうッ……!」


そのまま、深く口づけられた。

舌を絡めとられて、激しく吸われる。

重なる手と手。互いの体温を確かめ合うように、指がきつく絡み合う。


「ちょ、……あっ、ふ」


重なった唇の間から、熱い吐息がもれた。


「や、ん……やめてッ!」


わたしは、チョロ松くんの唇に歯をたてた。

がりっと嫌な音がした。


「あ……」

チョロ松「ふーん……」


チョロ松くんは、冷たい瞳でわたしを見下ろして、

口の端についた血をシャツの袖でぬぐった。


チョロ松「今日、いつになく反抗的だね? 本当に僕たちのこと嫌いになっちゃった?」

「だから……嫌いだって言ってるでしょ……っ」

チョロ松「うそつき」


チョロ松くんは、にたーっと口角を吊り上げた。

そして。

わたしの両手首を押さえ付けて床に縫い付けると、わたしの首筋に顔をうずめた。


チョロ松「そういう態度をとれば、僕らがさくらちゃんを嫌いになると思った?」

「そういうことじゃ……ッ」

チョロ松「悪いけど、それくらいで嫌いになるなら、こんなことしてない」


チョロ松くんは、わたしのスカートの中に手を入れると、太ももを手で撫でた。その嫌らしい手つきに、身体がびくんと反応する。


チョロ松「ほら。僕にこんなことされて悦んでるじゃん」

「ち、ちがっ……これは、」

チョロ松「いいよ。今から、さくらちゃんのほうから僕を求めさせるから」


下着の中にチョロ松くんの手が入ってきた。

かと思うと、いきなり敏感なそこを摘まれて、強く刺激された。


「ひッ…あうっ……!」

チョロ松「あいかわらず弱いね」

「いやっ…! やめて!」

チョロ松「口ではそんなこと言ってるけど、こっちはもうぐしょぐしょだよ。身体はもっとシてほしいって言ってるんじゃない?」

「ちがうよ……! も、やッやだ…!」


ぞくぞくと迫り上がってくる快感をやり過ごそうと、ぎゅっと目をとじる。

しかし、チョロ松くんの指は、どんどんヒートアップしていく。

強い刺激に、身体が震える。


「いやあ…あんっ…く」


イきたくない。

でもイきたい。

イかせてほしい……

我慢できない……


「ちょ、チョロ松くん……」


わたしは、かすれた声でチョロ松くんを呼んだ。

しかし。




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