• テキストサイズ

【赤髪の白雪姫】きみの瞳に恋をする

第7章 双子のパラドックス※


瀬那の中心を指で愛撫していると、瀬那の意識がまた離れたところにあるような気がした。

(…ずいぶん余裕だな。)

余計なことなど考えられないくらいの刺激を与えようと、瀬那の秘所へ指を次々と増やして挿入すれば、さらにぎゅっと内壁がまとわりついて、淫らな水音が大きさを増した。

そっと身体を離して、まだ薄い花芯の茂みをかき分ければ、指を咥えた場所の上に、小さなふっくらとした蕾が隆起していた。

真っ赤に充血したそれを口に含み、舌先でぺろりと舐めてから唇で挟み吸い上げれば、瀬那がまた一つ高い嬌声を上げて、絶頂を迎えた。

先ほどまで蠢いていた膣内の内壁が、ひくひくと痙攣して、きゅうっっと指を締め付けられた。

「瀬那の中、すごい。指がもぎ取られそうだよ。」

絶頂に達した瀬那は、肩で息をしていて、胸の双丘が規則正しく上下に動いていた。

きゅぅきゅぅと締め付けてくる内壁を、さらに撫でて解していけば、さらさらとした液が奥から溢れて、彼女の秘部をてらてらと濡らす。

『ぁあぁ……ぁぁぁあ…んん…っ。』

先ほどまでとは異なり、瀬那からは控えめだけれど我慢のない喘ぎ声が発せられていた。

達したのがよかったのかもしれない。

―――そうやって俺だけを感じていればいい。

瀬那の息づかいと内壁の動きから、今一番感じるところを指先で探る。

奥の一点で指を曲げて、そっと壁を押し広げると、瀬那の息が乱れた。

『ぁっ…はぁっ……そこ…だめ…。』

思わず、ふっと笑みがこぼれた。

「だめじゃなくて、いい、の間違いだろ。」

ためらわずにもう一度壁を押すように撫でれば、どくどくと愛液が溢れ、嬌声が止まらない様子だ。

『あぁっ…んんっ……はぁ…あぁぁ…。』

酷く乱れた瀬那の姿は、普段の冷静で、時折上品にほほ笑む彼女からは、想像もできないようなものだった。

自分の中心に集まってきている熱が、そろそろ抑えられなくなってきた。

あぁ、もっと、瀬那をかき乱してしまいたい。

『ぁあ……い、イザナ、おかしくなりそう…。』

バイオレットの瞳が潤んでいた。
きっとこの感覚のままどうなってしまうのかが、自分でもわからなくて、困惑しているようだった。
/ 84ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp