第5章 「甦る記憶」
調査兵団本部、とある一室。
そこにエレン・ミカサ・アルミンは居た。
エ「なぁ…本当に明日やるのか…?」
ミ「………」
ア「僕だって嫌だよ…こんなの…」
3人共暗い顔をしていた。
ア「リヴァイ兵長が言うんだ…やるしかないよ」
エ「アルミン…!」
ミ「私は…」
ミカサが口を開いた。
ミ「……信じている」
エ「……!」
ア「そ、うだね…そうだよ!」
信じる。
どうか、そうでありますように。
ア「あの人を……信じよう」
同時刻、
リヴァイは自室に居た。
リ「………」
…明日が来るのが、こんなに恐怖とは。
来ないでほしいと願うが
時間は止まることを知らない。
朝日は昇る。
リ「チッ…くそが……」
俺の心は揺れるばかりだ……。