• テキストサイズ

巨人と戦う世界で。

第5章 「甦る記憶」





『エレンッッ!!!』




巨人化したエレンを見つけた。

エレンは女型の見たことない巨人と
戦っていたのだが……




ミ「あ…」





ーーーブヂュッ!パキパキ……






女型の巨人にうなじをかじり取られ、
エレン本体を食われてしまった。


私達の……目の前で……。






『エレンッ……!』

ミ「ま…待ってエレン…行かないで……」





ミカサは女型の巨人を追いつかけた。






ーーードォドォドォドォッ!!


ーーーヒュヒュヒュッ!!ザクッ!!





ミ「返せ!!!」





ミカサは酷く乱心していた。
このままではミカサも危ないッ…!!






ーーーキンッ!!







ミ「何故!?刃が…通らない!!」




ミカサの刃が折れた!?
あの巨人、硬化させる能力があるのか!





『ミカサ!落ち着け!!』




ミ「……絶対生きてる!絶対に……」







刃を付け替える。
ミカサはまだ戦う気だ。




ミ「エレンは……生きてる。どこにいたってその女殺して、体中かっさばいて、その汚い所から出してあげるから、ごめんねエレン…もう少しだけ、待ってて」

『ミカサッ!!』





ーーーヒュッ!







女型の巨人の腕がミカサにッ……!







『危ないッ!!』



ミ「!!?」







ーーードンッ!!









私がミカサの体を押して
なんとか女型の巨人の腕から逃せられたが





ミ「ミクリヤさんッ!!」





女型の巨人は私を弾き飛ばした。










ーーーガッ!!











『うっ……!!』








私は、

巨大樹の幹に頭を思いきりぶつけた。






その時だった。








ーーーブワッ!!







『………ッ!?』








私の頭の中で、何かが溢れた。











/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp