第5章 「甦る記憶」
撤退命令が出たので
私達は馬に乗り森を出ようとした。
ーーーアァアアアアァアアアッ………
『!!』
森の奥から、聞いたことのある声が…。
これはーーーー
ミ「……!?エレン!?」
『………!!』
エリ「ちょっ…ミクリヤ副兵長!?」
コ「ミカサッ!?」
巨人化したエレンの声ッ!!
分かった途端、私の足は勝手に動いていた。
ミカサも同じだろう。
エレンが誰かと戦っているッ…!?
私とミカサは声のした方角へ飛んで行った。
リ「(あっちか)」
リヴァイも同様、
エレンの元へ向かっていた。