第4章 「気付かぬ想い」
翌朝。
私は一睡も出来なかった。
『もう朝じゃん……』
カーテンを開けると、
太陽の日差しが差し込みとても眩しかった。
ーーーコンコンッ
誰かがノックする。
『はい、どうぞ』
ーーーガチャッ
入ってきたのはリヴァイだった。
リ「……よう」
『おはよ。どうしたのこんな早く』
リ「これから旧調査兵団本部に向かうからな。暫くは戻らない」
『あ、そうだったね』
ということはエレンも行くのか。
今エレンに会ったらまともに話せなそう…。
リ「………オイ」
私は今日のスケジュールを確認しようと、一枚の紙に目を通していた。
『なーにー』
リ「こっち向け」
『もー何だよ今スケジュールを確………』
ーーーちゅ、
リ「………行ってくる」
ーーーパタン……
『……へ…?』
今、私、え………?
リヴァイに……キ、キ、キ、キ、キ…
キス……された………?