第4章 「気付かぬ想い」
これからエレンは、
リヴァイ班の一員として調査兵団となる。
『…じゃ、仕事残ってるから』
それを聞いて私は部屋を出た。
まさかリヴァイとエレンが同じ班とは…。
変な感じだ。
リ「おい、待てミクリヤ」
『ん…?リヴァイ?』
私が部屋を出た後にリヴァイも出たのか。
『何?』
リ「お前…エレンとはどうゆう関係だ」
『エレンは友達だよ』
何故そんなことを聞く?
エレンは大切な友達の1人だ。
そう……友達。
リ「そうか」
『?』
リ「そういや…」
リヴァイは急に話を変えた。
なんだ?今日のリヴァイはワケわからない。
リ「エレンも、記憶喪失らしい」
『え……』
リ「お前程では無いが…ほんの一部記憶が無いらしい」
『エレン…』
そうだったんだ。
なんだかエレンに同情してしまう。
『リヴァイ』
リ「なんだ」
『もうエレンに…暴力はしないで』
リ「……」
今の私、最高に顔が暗いと思う。
『……仕事に戻らなきゃ』
リ「おい」
『……?』
まだ何か………?
リ「ミクリヤは、エレンが好きなのか?」