第3章 「戦い」
………もうすぐ街に着く。
壁外調査に出ていた調査兵団は、馬を早急に走らせ街に向かっていた。
ーーードォォオオオオンッ…
リ「なんだ今のは?」
リヴァイは今の音に疑問を抱いた。
扉が見え、目の前まで行くと…
破壊された扉が大きな岩で塞がれていたのだ。
やはり破壊されていた……が、
リ「どうゆう状況なんだ…」
リヴァイは今の状況が理解出来なかった。
エル「壁を登るぞ!」
扉が塞がれていたのでは入れない。
なので調査兵団は
立体起動装置を使って壁を登った。
リ「………」
何故か焦っている…。
アイツは…ミクリヤは無事なのか。
壁を登り、街を見下ろす。
すると街は…見るも無惨な光景だった。
「~!…~~!!」
なんだか真下が騒がしい。
リヴァイは1人壁を下りた。
ミ「アルミン!エレンは!?」
エレンは岩を運び終えると、そのまましゃがみこみピクリとも動かなくなった。
ア「信じられないくらい高熱だ!急いで壁を登らないと…!」
『体の一部が一体化しかけてる…!』
私とアルミンでエレンを引っ張る。
するとリコ班長がやって来た。
リコ「切るしかない!」
ミ「ま、待ってください!!」
ーーーブチッ!
『ああっ!?』
ア「うわ!!」
ーーードサッ!
エレンを掴んでいた私とアルミンが、引き離されたと同時に下へ転がり落ちた。
『!!』
ア「あ……」
そこに待ち構えていたのは…2体の巨人。
どちらも15m級だろうか。
ヤバイっ……!!
ミ「エレン!!アルミン!!副兵長!!」
ーーードドッッ!!
ーーーズシンッズシンッ!!
…一瞬、何が起きたのか、分からなかった。
さっきの2体の巨人が倒れている……。
リ「オイ……」
『………!』
リ「ガキ共…これは…どうゆう状況だ?」