第3章 「戦い」
その頃、調査兵団は……
5年前に奪われた街を奪還する為、
壁外調査に出ていた。
しかし、
エル「リヴァイ!退却だ」
リ「……!?退却だと……!?」
何故か早く退却すると言い出したエルヴィン。リヴァイは納得がいかず、エルヴィンを睨みつける。
リ「まだ限界まで進んでねぇぞ?俺の部下は犬死にか?理由はあるよな?」
エル「巨人が街を目指して一斉に北上し始めた」
リ「!!?」
エル「5年前と同じだ。街に何かが起きてる。壁が………破壊されたかもしれない」
街には、腕の立つ兵士は……
ミクリヤ、アイツしか……いない…。
リヴァイは冷や汗をかく。
アイツの身に何か起きたら…俺は…。
ペ「…リヴァイ兵長?」
ペトラが俺を呼ぶ。
エル「早急に戻るぞ!」
リ「っ……ああ」
俺の心に黒いモヤがかかる………。
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一方、ミクリヤは…
『トロスト区奪還作戦?』
エリ「はい。今、部隊編成をしているようですが…」
『どうゆうこと…』
エリ「とりあえず、向かいますか」
『…うん、そうだね』
私は話が読めなかった。
トロスト区奪還って…どうやって?
穴を塞ぐ技術なんて無いのに。
状況を理解する為、私とエリオは部隊編成されている場所まで急いで向かった。