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巨人と戦う世界で。

第2章 「調査兵団」



調査兵団本部が見えてきた。


一般人も通る道を2人で歩いていると、



「見て!リヴァイ兵長よ!」

「いつ見てもカッコいいわ~」

「隣の女誰?」

「リヴァイ兵長の恋人?」

「え~嫌~!」

「リヴァイ兵長って女に興味無いんじゃなかったの?」




などの声が聞こえた。
私恋人じゃないし…一応部下だから。





『…リヴァイ兵士長ってモテるんですね』

リ「チッ、うるせえメス豚共め…」




メス豚って。




『そういえばみんなリヴァイ兵士長のこと、リヴァイへーちょーって呼んでますね』

リ「それがどうした」

『私も呼んでいいですか?』

リ「…構わん」




リヴァイ兵長。
これからはそう呼ぶことにした。





「おい…超絶美女がいるぞ」

「リヴァイ兵長、やるな」

「あんな美女見たことねーぞ」




そんな声も聞こえてきた。


私のこと言ってんの?言いすぎだよ。
眼科行った方がいいよ。




『私が恋人とか有り得ないでしょ…』

リ「……早く行くぞ」

『あ、はい…』






なんだか急にリヴァイ兵長の
声が低くなった。


………怒ってる?

私が恋人と勘違いされたから?

…なんかごめんなさい。









リヴァイ兵長とは調査兵団本部の前で別れた。


恋人ねえ……。

恋とかそうゆうの分からないしな。





『今は巨人を倒す事だけ考えよう』







他の事は考えない。

恋したらその時に対応すればいい。





よし、明日からまた仕事頑張るか。





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