第2章 「調査兵団」
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街で買い物を堪能した
エレン・ミカサ・アルミンは……
エ「あー明日からまた訓練か」
ミ「サボっちゃダメだからね…」
ア「頑張るしかないよ」
寮までの道をトボトボ歩いていた。
すると……
エ「あれ?誰か走ってくる」
ミ「あっちは確か調査兵団本部…」
ア「どうしたのかな…あれ?」
誰かがこちらに向かって走ってくると思ったら、よく見れば……
3人「「「メフメットさん!?」」」
何時間か前に会ったミクリヤだった。
なにかあったのだろうか、
泣きながらこちらに向かってくる。
何かに追われているかのように。
『エ、エレン…ミカサ…アルミンッ…!』
ミクリヤはこちらに気付き、
エレンに抱き着いた。
エ「Σう、えっ…!?////」
エレンよりも小柄な身体が小刻みに震えている。エレンも別の意味で震えている。
ミカサが嫉妬してしまうのでは…。
そう思ったアルミンはミカサの顔をそ~っと見ると、予想通りもの凄く怖い顔をいていた。
ア「(Σひぃっ!!ヤバいよエレン!!)」
エ「//////」
ミカサはエレンの目の前に立った。
そして……
ーーーバッ!!
エレンとミクリヤを引き離した。
ア「(あああああ!)」
アルミンは1人焦った。
が……
ミ「メフメットさん…」
………あれ、ミカサ?
ハッ!ま、まさか………
ア「(そっちに嫉妬したのッ!?)」
てっきりミカサはミクリヤに嫉妬したのかと思ったら、逆にエレンに嫉妬していたのだ。
ギュウッ、とミクリヤを抱き締める。
エ「(ガーン……)」
エレンの顔は死んでいた。
『ミ…カサ…………』
ミ「!…メフメットさん?」
ミクリヤはそのまま気を失った。