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巨人と戦う世界で。

第2章 「調査兵団」


「首席、ミクリヤ・メフメット」



私は、首席の座を獲った。



「後日配属兵科を問う」



ようやく巨人と戦う時がやって来る。
私は調査兵団に入り、巨人を倒す。



「本日はこれにて第104期'訓練兵団'解散式を終える…以上!」

「「「ハッ!」」」




訓練はこれで終わり、夜は103期生の宴だ。
一度寮に戻り、私服に着替える。



『終わった…私もこれで兵士だ』



私は再び訓練が終わったことを実感した。


着替え終わり、私は部屋を出た。
そして宴をやる大きな部屋へ向かう。


その途中



『あ』



エルヴィンと遭遇した。



エル「おお、ミクリヤ。久しぶりだな」

『エルヴィン!……と?』



エルヴィンの隣に誰かいる。
見たことない人……すごく目付きが悪い。


エル「紹介する。リヴァイ兵士長だ」

『ミクリヤ・メフメットです』



兵士長…団長の次に偉い身分だ。



リ「…リヴァイだ」

エル「そういやミクリヤ、首席だったそうだな。よく頑張ったな」

『うん。これからは、共に戦う』

リ「……?」



リヴァイ兵士長の目線が私のブレスレットに向く。



リ「ミクリヤ…とか言ったな。なんだ、そのブレスレットは」

『え…あ、これは…』



これは私にも分からない。
まだ記憶が戻っていないから…。



エル「リヴァイ、ミクリヤはまだ記憶が戻っていない。あまり聞き出すな」

リ「ふん、都合の良い奴だな。さっさと思い出せ」

エル「すまない、先を急ぐ。また会おう、ミクリヤ」

『あ、うん…』



リヴァイ兵士長、目付きが悪く口も悪い。
さっさと思い出せだと?無理な話だ。

しかも最初から名前呼ばわり。



嫌な奴だ…。








一方、エルヴィンとリヴァイ。



エル「さっきのが1年前に壁の外側で発見された子だ。こちらから色々と聞き出すのは禁止されている」

リ「そうか…。記憶が無いとは面倒な奴だな」




アイツの顔、少し東洋人に似ていた……。



リヴァイは
ミクリヤの存在が気になりかけていた。


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